一昨日、昨日の2日間、初めての病院実習がありました :))))))
今回は、指導管理栄養士さんに付き添って診察を見学するだけ、の受け身研修でしたが、それでも、管理栄養士が実際どのような仕事をしているのかを見る機会が与えられただけで、学生の私たちにとっては有意義な経験!!
先生から手渡されたリストにある病院の中から、私はStockholmのカロリンスカ大学病院
※を希望。
クラスメート2人と共に、一日目はSolna、二日目はHuddingeの病院で研修を受けることができました。
※カロリンスカ大学病院は、ノーベル賞の生理学・医学部門の選考委員会があるカロリンスカ研究所(/医科大学)の教育医療機関で、スウェーデンにある大きな病院の一つです。
「プライバシー尊重と個人情報保護」を尊重しつつ、この2日間の出来事と感想を書きたいと思います。
まず一日目。私は小児科の見学。
午前午後と、未熟児の赤ちゃんや小児糖尿の患者さんの診察にお邪魔しました。
二日目は、大人の患者さんの診察を見学。
午前中は、30年も管理栄養士として働いているベテラン先輩が指導官に就いてくださり、全体的な仕事内容を聞いたり、診察場面を観させてもらいました。
午後は、癌患者を担当する管理栄養士さんの元、実際に患者さんたちの病室を覗きました。
実習を終えて。
自分でも分からないので言葉で表せないのですが、いろいろな考えが頭の中でぐちゃぐちゃしています。
驚きがあったり、喜びがあったり、新たな不安を覚えたり。
プラスなこともマイナスなことも、なんだか雲のように浮かんでる。
実習の後って、やる気がUPして、やりたいことが分かって、今までよりも前に進んでるんじゃないの!?
って思う方もいるかもしれませんが、私はこういうカタチにできない感想を抱き、そして、それはそれで良いじゃないかと思います。モヤーッとしたものがハッキリした時、自分がやりたいコトが分かるもの。
第一回目の実習って、こういうものかもしれない。
言うまでもなく、今後の自分への課題は120%見つかって、それはすっごく貴重な収得です ;)
今回の実習。何より成功だったのは、カロリンスカ大学病院を選んだことでしょうか。
実習地が決まってすぐ、総合指導担当の方から、メールではなく電話で連絡があり、好印象。
指導官をはじめ、他の管理栄養士さんたちからの “Welcome!!” な温かい雰囲気に、落ち着いて実習をすることもできたし、彼女たちと知り合えたことも宝物。
スウェーデンの小児病院の中で最先端をいくAstrid Lindgrens Barnsjukhusで実習させてもらえたことも、30年のベテラン管理栄養士さんに付かせてもらえたことも、すごく光栄。
そして、初日最初の1時間に受けたイントロダクションでは、クリニックの整った組織体制に感動。
カロリンスカ研究所の一機関であるだけあって、可能性もすごく広がっている。
そんな場所に足を一つ踏み込めたことは、本当に良い選択でした。
もちろん、他の病院で実習を受けているクラスメートも、皆それぞれ素晴らしい経験ができたことだと思います。
先週は、先生と卒論について少し議論。
今週は、2日間の実習以外にも、様々な分野で活躍する管理栄養士さんたちの講義を聴講。
ここ数日、いろんなコトを考えていて、目が回りそうです。