冬季オリンピック。
今さっき、モーグル競技が終了しました。
残念ながら4位に終わった上村選手。3位になった選手は3回も同じ場所で失敗をしたのに、銅メダルをとって、なんだか悔しい。
上村選手、お疲れ様です!!
そして、日本、もっともっと頑張れ!!
さて、昨日に続いて、食物アレルギーについて。
去年末に書いて保存していた未投稿記事なので、昨日の記事内容から少し時代が遡るかもしれませんが、ご了承を ;)
スウェーデンでは、一般的な食物アレルギー。
「ラクトースアレルギーなの。」
「私はグルテンアレルギー。」
「ゴマが食べられない。」
「卵がダメ。」
本当に様々です。
私の周囲 @日本 を考えてみると、食物アレルギーのある友人知人はおらず、小学校時代を思い出しても、アレルギー対応の特別給食があった、という記憶がありません。(きっとあったのだとは思いますが。)
「なんでスウェーデンではこんなに多いのだろう。」と疑問に思っていました。
ですが、近年は日本でも、食物アレルギーのある子どもが増えているようです。
文科省の2007年発表調査では、公立小学校に通う児童の2.6%が食物アレルギーを持っていました。
2年前の年暮れに起きた、食物アレルギーを持つ女の子が給食を食べた後に亡くなった事故、覚えているでしょうか。
それ以来、教師のアレルギーや救急処置方法の知識不足、また、アレルギーのある子に対するクラスメートの配慮・理解が問われています。
事故防止のために、特別給食には色の違うトレーを使う対策も多くの学校で取り入れられるようになりました。
しかし、一方で、このトレー導入をためらう学校/親も少なくないようです。
理由は、「いじめの原因になるから。」
えっ!?
食物アレルギーが原因でいじめられるの!!?
日本では、食物アレルギーがそんなにも異色なことと捉えられているだなんて。
それほどにも、食物アレルギーに関する知識も理解も広まっていないのですね…
久しぶりに、逆カルチャーショックを受けました。
大学で「食生活」の勉強をしていると、度々、学校という場の可能性やコミュニケーションの重要性が取り上げられます。
まさに、日本における食物アレルギー教育は、その一つ。
日本の栄養士さんたち、力を入れるべき課題ですよ!!
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