March 27, 2014

スウェーデンの大学で好きな点

1.学生のやる気。

高校卒業 → 大学入学 という日本のレールと違って、高校卒業後は世界を旅行したり働いてみたりする人が多いスウェーデン(欧米ではこれが一般)。
「大学に行く」と決めた時点で、やりたいコトが分かっている = 本気で勉強する。
自分のやりたいコトと違うと思ったら、すぐに次に移っていけるのも、学費がタダのスウェーデンならではで、だから残っているのはやる気のある学生のみ。
授業に遅刻してくる人なんていないし、ましてや居眠りしてる人なんて論外デス。(過去の自分を振り返って、反省… :P)

そして、皆、自分の意見を自分の言葉でしっかり伝えることが出来る!!
物事を批判的観点から捉え、疑問視する力がスウェーデンの学生には強い。
昔から、言われたことは“素直”に受け止めてきた私に取って、これは想像以上に難しい能力。
 
友達との会話だったり、ゼミや授業中だったり、こんなシチュエーションに置かれる頻度が多く、欲求不満になるのは常 :'(
でも、そんな彼らに憧れるし、刺激されます。
 


2.国際性、将来性がある。

というのも、大学での英語の普及&容認度が、日本と比べようもないくらい高い。

栄養士として、将来英語を使って講演や発表をする機会の為に、と、「英語で意思を伝えることができる」が今科目の数ある達成目標の一つでした。

課題図書/資料のほとんどが英語だったし、プロジェクトのグループ発表も英語。
ゼミの一つも、先生にお願いして私は英語で参加。(英語図書をスウェ語に直すのが大変だったので :P)

日本では、それなりに名のある外国語の大学に通っていましたが、専修言語で発表したり議論することなんてなかった ≡3
ネイティブの授業も、リスニングがメインだった気がする ≡3
むむむ。

日本人も、英語をはじめ、もっと言語のスキルアップを頑張らないと。
日本人学生の海外留学率が、中国人韓国人に比べて随分と低い、という話はよく聞くし、実際大学でも感じますが、それじゃぁ国際社会に埋もれてしまうよ。



と、理想的な大学生像を目にすると、日本にいた時にこうすれば良かった、ああすれば良かった、と、もう一度日本での大学生時代に戻りたくなります。
あの時は「言語のバリア」なんてなかったし、可能性もずっと大きかったのに…

なんて、過去を振り返っちゃダメー
スウェーデンの大学生活、自分の今のレベルで出来る限り活発に送ることが大切ですよね。

こっちで大学に通いたい、と思っている方々。
色々な面で勉強になるので、挑戦してみること、お勧めします ;)

 

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