June 25, 2015

お休み日の充電の仕方

夏休みに入って、summerjob に励んでおります。
ここのバイト先で過ごす夏も、3回目。
慣れたモノです。
と言いたいものの、取引先との契約内容の関係etc. でコロコロとシステムが変わり、ちょっと働いていないと知らないコトばかり。春学期は勉強を優先していたので、ここ数日は新しく学ぶ作業が多くて、ちょっと焦っています。
その上、頼りになる正スタッフが夏休みに入ってしまい、私に回ってくる責任のある仕事も多くて、バタバタ。
さらにその上、今週は無断欠勤やら病気になった子どもの世話やらで、毎日一人は急なお休みで、重荷が2倍。
心臓に悪いです :P

と、不満はあるものの、なんだかんだ言って仕事場の皆が好き。
「夏休みになったんだね」とか
「顔を見ると嬉しくなるよ」とか
冗談を言い合ったりとか。
楽しいと、やっぱり疲れも吹き飛びますね。


前置きは終わって。
今日は久々のお休み日でした。
気が抜けたのか、昨夜はお風呂にも入らず歯も磨かず(笑)、ソファーで今朝までぶっ通しで寝てしまっていました。

それにしても、勉強に追われることのない休日って、最高 :))))))))
気兼ねなく好きなことが出来るし、一日が長く感じられるし、お休みだ―万歳ーってなります。
そんな今日は、朝をゆっくり過ごしたあと、少し走り、掃除洗濯をして、最近はまっているblogを読んでいました。
彼女は、私が初めて買ったファッション誌で活躍していた、大好きだったモデルさん。
現在はモデルのお仕事はしていないのですが、今でも、また違った意味で大好きな女性です。

以前も書いたかもしれませんが、私、言葉の力ってすごく大切にしていて、だから、とても素敵な霊のある言葉を発する人ってすごく好き。
前向きな霊。優しい霊。癒しのある霊。考えさせる霊。楽しい霊。カラフルな霊。
自分に合った言葉って人それぞれ違うから、どれが良くてどれが悪いかなんてフレームはありませんが、「この人とは気が合わないな…」と思う時って、私の場合、たいてい“言葉”の問題がベースにあります。
逆に、仲良くなる友達って、姿だけじゃなく、言葉からも真っ直ぐな気持ちが伝わってくる方たち。

先のblogを書く彼女の言葉は、今の私にすんなり入ってきて、心地が良い。
読みながら一人声を出して笑ってしまうこともたくさんだし、すごく考えさせられることもたくさん。
今、6年くらい前のblogを遡って読んでいるのですが、現在の彼女がどうなっているかを知っているからこそ、彼女の言葉の力、有言実行の姿が分かって、すっきり心が満たされる。
毎回少しずつワクワクドキドキしながら、読んでいます。笑。
最近の私の充電方法。


さーて。明日もバイト。
秋はちょっとした(いや、かなりの?)出費が待ち構えているので、今が頑張り時です。

June 18, 2015

管理栄養士のお仕事

ある project に関わらせてもらえるかもしれない、とのことで、先週、その project leader の方にお会いしました。

彼女も10数年前に管理栄養士学科を卒業し、現在は研究者として活躍しています。
大学では、clinical に働く管理栄養士の方々の話しか聞く機会がなく、こうして違った分野で働く方に会えたのは初めて。彼女の観点はどこか私のものと似ているトコがあって、すごくタメになったし、視野が開けたし、とても面白かった。


「大学で栄養学の勉強をしている」と言うと、毎回のように、どんな仕事なの?という反応が返ってきます。
給食の献立を考えるの?
調理をするの?
などなど。
なので、この機に、スウェーデンにおける dietitian がどんな職業なのか、宣伝を兼ねて大まかにご紹介したいと思います。


スウェーデンでは、Uppsalaを始め、Umeå と Göteborg の大学に管理栄養士学科 Dietistprogram があり、3年間の学業を終えると卒業とともに Dietist (英:Registered Dietitian) の資格がもらえます。
卒業後は、病院や地域の診療所に就職する人が大半。病院勤務になると、アレルギーや肥満の問題を抱える患者さんから、癌や人工透析の治療を受けている患者さんまで、幅広い部門での食事治療を担当。診療所勤務になると、病院にくる手前の患者さんの対応になります。
Clinic 以外だと、その数は減りますが、医薬品会社や食品会社で活躍している dietitian もいます。

もちろん、例えば私のバイト先のように、病院や高年齢者ホームに料理を配送するような会社に勤務する dietitian は、患者さんに合った献立を考えたり調理をすることもあります。
が、そのような職務は、どちらかというと、栄養士 Kostvetare (英:Administrative Dietian) の担当になります。
Kostvetare は、私が最初に入った学科で、dietist 学生も kostvetare 学生も、在学中は数回同じ科目を専攻しますが、上級生になるにつれて dietist 学生は医療方向に、kostvetare 学生は食品/経営方向に分かれていくわけです。

Stockholm大学(Karolinska大学)には、Nutritionist という、また別の学科がありますが、この学科はもっと細胞・分子単位で栄養が人体に与える影響を学びます。

ちなみに、この3グループの中では dietitian のみが有資格専門職。なので、栄養学を勉強したからといって資格がなければ、「Dietitian」とは言えません。
それを知らずに「私は dietitian です」と書いている blog などがあるので、ご注意ください。



さて、最初の内容に戻りますが、スウェーデンの dietitian 学生は、大学卒業後、ほぼ全員が就職を選びます。院に進む学生は稀。
私がお話した研究者さんは、それを「目前のことしか見れていない」と残念がっていました。モチベーションの問題にもなりますが、将来を見据えて考えたら、最低修士号は取らないと、知識のレベルも上がらないし、世界では通用できない、と。
ふむ。
勉強疲れの私。
今の心情は、「勉強=No, thank you」なのですが…
彼女のこの言葉、やっぱり心に引っ掛かっています。

June 14, 2015

Blood Donation

本日6月14日は、WHOが定める “World Blood Donar Day” 。

私、日本にいた時からずーっと、「私の血は私のもの」と、献血を拒否していました。
誰かに血を“あげる”、って、なんだかちょっと怖い気持ちもあって。

でも、ドナー歴の長い私の彼。
そんな彼のケータイに届く「あなたの血が患者さんの治療に使われました」という病院からのメールを何度か見て、血を数リットル寄付するだけで新しい血を必要としている誰かの命を救えるなら、私もドナーになろう、と決意。
去年の11月から、献血に行っています。
今まで提供した血は、ちゃんと患者さんに使われました。
という、フィードバックの連絡が来ると、やっぱりとても嬉しい。


人権問題を勉強している友達や、人権・環境問題に熱心な彼、そして2年前に聴きに行った Paul Rusesabagina さんの講演 に刺激され、私も色々と考えています。
本来なら、自分の専門分野内、たとえば食糧難の国に出向いて、現地で人道活動をしたい。
でも、それは現実問題、すごく大変だし色々な面で難しい。

自分の命ではない命を大切にできる人になりたい。
もちろん誰でもドナーになれるわけじゃないけど、献血、という身近な形で役に立てるのなら、それは幸せなこと。
小さいことからでいいから、始めていこう。

June 11, 2015

来学期の実習先

大学生活中、クラスの皆が待ちに待っていた現場実習。

私の彼は、大学生の時、毎学期色んな病院で1カ月ほど実習をしていたし、私の知る限りだと、看護士学科の学生たちも頻繁に(毎学期?)実習がある。もちろん、そんな学科は他にもたくさんあるはず。
なのに、私たち管理栄養士学生は、最後の学期に2ヵ月あるのみです。
小さな職業なので resource がないのはしょうがないけど、やっぱり不満。だって、論理的な学習と実務的な学習では、習得するものもレベルも全く違うから。


でも、だからこそ、この実習期間はすっごく大事なもの。
何を得られるか。
自分は何ができるのか。
自分は何ができないのか。
そして、将来を変える運命があるかもしれない。


そんなワクワクの詰まった場所の発表が先日ありました。
私は、第一希望に出していたカロリンスカ大学病院に決定!! wohoo :))))))
やっぱり、大きな場所でたくさんのインプットをしたいし、経験豊富な先輩管理栄養士のもとで、知識も増やしたい。
まだ、HuddingeなのかSolnaなのか、どこの課に就くのかetc. 詳細は分かっていないのですが、一先ず実習先が希望通りに決まって、出だし順調です。
もしこのBlogをご覧くださっていてKIに勤務されている方がいらっしゃいましたら、お会い出来たら嬉しいです!!
同じ医療分野で働く日本の方々とお知り合いになれたら、とても心強い。


どの課に配属されても柔軟に対応できる自信はあります。
実り多き実習になりますよーに ;)

June 10, 2015

Termin 5 終了。

Blogは2月からずーっと時間が止まってしまっていましたが、実生活ではどんどん時が経ち、先週の金曜日から夏休みが始まりました。

今学期は termin 5。
6 termin 中の 5 ということは…
残すトコあと、なんと 1 termin のみ!!
最後の学期は実習と卒論なので、termin 5 をもって、テストを始めゼミ、グループワーク、laboration etc. が終了しました :))))))))))))))))))))))))

この、解放された気持ち!!!
ここまで頑張ってきた自分はもちろん偉いと思うけど(笑。でも、本当に頑張りました。)、幾度となく、いつか友達を無くすんじゃないかという不安にかられ、幾度となく、ストレスのサンドバッグにしてしまっている彼に罪悪感を抱き…


そんな毎日も、もうすぐで終わる。
あとちょっとで、自由!!
いえい!!!

と、ホッとするのは、無事卒業して、免許を取得してからにしマス ;)


まずは、今は夏休みに集中だー  
サマージョブに、イベントに、ランニングに、茶道に、一時帰国に。
楽しみたっくさんです。


皆さまも、どうぞ夏休みを enjoy してください。