可愛くてお洒落なチョコレートが街にあふれる日本。
見ているだけで心がウキウキしますよね :D
スウェーデンにも素敵なチョコレート屋さんはたくさんありますが、洗練度においては日本には到底敵いません。
ですが。
チョコレートの質を選ぶ目は、日本人より肥えているのではないかでしょうか。
ここでいう “質”。
それは、“チョコレートのヘルシーさ” のコト。
スウェーデンでは近年、カカオ70%以上のダークチョコが大人気。
ミルクチョコ、ホワイトチョコは子ども用のお菓子コーナーにちょこっと置いてあるくらいです。
ダークチョコ(以下、カカオ70%以上のもの)が急激に普及したのは、その健康増進効果が知られるようになってから。
基本「健康志向の国民」であるスウェーデン人なので、「ヘルシー」という言葉に弱いのです。
では、ダークチョコの何が体に良いのでしょうか。
それはカカオに含まれるフラボノイドに理由があります。
坑酸化作用をもつフラボノイドには、悪玉コレステロールを抑え、善玉を促す効能があります。それによって、動脈への脂肪蓄積が妨げられ、炎症のリスクも減少。フラボノイドはさらに、血圧も下げてくれます。
つまり、動脈硬化の防止に偉大なプラス効果があるのです。
また、去年発表された調査では、ダークチョコはコレステロールだけでなく血糖値にも好影響をもたらすことが確認されました。
現在は糖尿病II型の発症を抑える効果もあるのではないか、と期待されています。
しかし、ここで注意したいのが、この健康増進効果は、カカオ70%以上を含むチョコレートのみである、ということ。
また、チョコレートは一方で、健康を損なう飽和脂肪を多く含み、高カロリーでもあるということも忘れてはいけません。
一番のお勧めは、10-20gのダークチョコを週4-5回程度食べることです。
今年のバレンタインは、私もカカオ70%のチョコを使ってマフィンを焼きました。
トッピングには、これまた坑酸化作用があり、ビタミンCいっぱいのベリーを使用。
皆さんも、甘くてヘルシーなバレンタインを ;-)
Happy Valentine's Day ♡
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