かと思ったら、また大雪の日々です… :(
今こそ日が延びているとはいえ、スウェーデンでは冬になると、日照時間が短くなり、一日の大半は真っ暗。
そのせいで、冬は鬱になる人や、ライトセラピーなんてものを受ける人が増えます。
しかし、太陽がいなくなることで生じるのは、精神的な問題だけではありません。
体に必要なビタミンの一つ、ビタミンD。
ビタミンDは、太陽の光を受けることで体内でも生成することのできるビタミンです。
ですので、食事だけでなく、日光もとても大切な供給源。
黒い肌の人、長袖ばかり着ている人、室内にこもってばかりの人は、日頃からビタミンD不足になるリスクが大きいのですが、スウェーデンでは、冬になると、特に子どものビタミンD不足に注意が必要となります。
先月末の新聞記事によると、今秋冬の日光量は例年に比べても少なく、スウェーデン北部に住む幼稚園児は、たとえきちんとした食事をしていても、体内のビタミンD値が基準を下回ってしまっているそうです。
ビタミンDは、カルシウム摂取バランスに関与するビタミンなので、不足すると骨や歯の成長に悪影響を及ぼします。
ですのでスウェーデンでは、子どもは2歳になるまで、毎日ビタミンDサプリを飲むことが推奨されています。太陽のありがたさは、いざ太陽のない場所に行ってみないと、なかなか気づきません。
日に焼けたくない、というお気持ちは分かりますが、でも、適度な日光浴は必要なのですよ。
(北欧の人は、夏は一日中太陽の下でお昼寝。まるで、一年分の日光を吸収しているよう。笑。)
だから、早く春になって!!
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