October 31, 2014

模擬診察

9月、夏休み明け。
心理学のコースが始まり、スケジュールをチェックしていて
「模擬診察 & ビデオ撮影」
の授業に目が止まりました。

管理栄養士は人さまを相手にする職業で、コミュニケーション能力の必要性は、実習中に最も痛感したことの一つです。
とはいえ、言語の壁は今でも日々感じているハンディキャップ。
ドーン。



と、あれから早くも明日で2か月が過ぎるところですが、あれよあれよと、今日で心理学のコースが無事終了しました。

あんなにあんなに不安だったのに…
意外といけるものですね。笑。
どうにもできないことを悩んでもしょうがない、とは、まさにこのこと。
もちろん(!!)緊張はしましたが、2週間ほどあった理論やグループ練習のおかげで、最低限必要なテクニックは一応習得。
(今考えれば、学習することが実践につながる、とこんなに早く実感することができたのは初めてだったかも。)
本番では、診察の完成レベルよりも、理論を応用することができるかどうかが焦点だったので、ある意味リラックスもでき、そして、緊張していたのは皆も同じ。「皆で渡れば怖くない」心理で助けられました :P


撮影後は、グループでビデオ鑑賞 & コメントし合い、その後ゼミで締めくくり。
なんて、自分のスウェーデン語をこんなにじっくり聞くのは初めてだったので、そっちばかりに注意がいってしまい、もう穴があったら入りたかった… X(
皆さんも、自分の発音にもし興味があれば、一度録音して聞いてみてください。笑。


それにしても、学習って面白いもので、最近、授業で学んだことを日常に帰納している自分がいます。
特に心理学だからでしょうか。
例えば誰かがあー言ったら、「あっ、この人は今、〇〇の状態にいるんだ」とか、「あっ、今私がこう言ったら、相手は××の感情になる」とか、ふと考えているし、彼と喧嘩しそうになると、会話テクニックを思い出して自分にストップをかけてる。笑。
彼が学生だった頃も授業内容によく影響されていて笑っていたのですが、勉強しているとそうなるのかもしれませんね。
日本では言語専攻だったので、なんだか新鮮な体験です :)


心理学のコースでは、基礎理論だけじゃなく、上記の話術方法、そして患者さんの行動を分析する、といった実技を学びました。
これは、いざ働くことになったときに必要なテクニック!!
来週からは新しいコースが始まり、様々な病気、そして食事との関連性を学んでいきます。
2年生ももうすぐ終わり。
1年後の卒業に向けて、どんどん実用的な内容になっていきます。


PS
以前の記事、『「食べること」に集中する』と関係する内容を教科書で読んだので、追記。
心理学では、このような “ナガラ食い” を “Mindless Eating” と言うそうです。
もちろん、おすすめしない食べ方。
でも、例外が一つ!!
“Mindless Eating” で野菜や果物を食べると、ついたくさん食べる傾向があるようです。
是非たくさん食べてください。笑。

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