March 11, 2016

初仕事

2月8日に、管理栄養士デビューを果たしました!!
記念すべき最初の就職先は、素敵な縁と運に恵まれ、憧れだった病院。
配属先は、予想外&未知の新生児科となりました。

休暇を取るdietistの代行で、勤務期間は5週間という短い時間。
なので、彼女が任されている全ての仕事を教えてもらうリソースもなく、メインの仕事内容は、入院中の赤ちゃん(大半が未熟児)が正常に成長できるように、個人に合わせてミルクに栄養価を加える、というもの。
帰宅間近のファミリーには調合法を指導したり、ドナーミルクセンターとのコンタクトを取ったりも。
また、赤ちゃんの発育具合をチェックして、不順があれば、他支部の新生児科に勤務するdietist仲間に連絡して、新しい調合処方を作ってもらうのも、仕事の一つ。


最初の1週目は正直、なんだかなぁ、という思いで出勤。
新人&分からないことだらけ。
科には100人を超えるの同僚(医者・看護士・准看護士・助産師 etc.)がいるのに、dietistは私一人、という多少の孤独さ。
調合について相談されても、他支部のdietistに連絡を取ってもらうようにお願いするしかなく、無戦力な気持ちで申し訳なくなることも。

でも、住めば都で、2週目からは、仕事も覚え、同僚たちとも仲良くなり、「今日も仕事を頑張ろー :D」 と毎朝思えるようになりました(これ、すごく大事)。
毎日たくさんの出来事が起こり、活力にあふれた病院の姿に驚かされ、刺激を受けました。
自分の成長において言うと、栄養食品に以前より詳しくなれたことが最大の収入。大学でも講義はありましたが、実際に扱うのとは比べようもありません。
そして、赤ちゃんたちの発育を追えるようになれたのも、嬉しい成長。
発育グラフが上向きになっていれば素直に嬉しく、悪化していれば、何が原因なのかを偵察する。
未熟児の発育には食事が大きな影響を与えているので、dietistの役目には大きな意味を感じます。


そんな5週間もあっという間に過ぎ、今日が勤務最終日でした。
私をサポートしてくれた、他支部の新生児科のdietist仲間たち。
そして、知識豊富でプロ意識の高い同僚たち。
皆のおかげで、本当にたくさんのことを学ぶことが出来た5週間でした。



さて、この期間中、無事に国家免許を取得し、正式にRegistered Dietistとなりました :)
そして、本当に本当に幸運なことに、来週から、同職場の違う科に配属されることが決まりました。
なんと、卒論のテーマでもあった小児肥満を相手に仕事をします。
研修中から、小児肥満に興味があること、卒論のテーマにすること、を話していたので、声を掛けてくれたのだと思います。
今回は、研修先だった支部で勤務なので、お世話になったsupervisorたちやdietist仲間に会えるのもとても楽しみ。

週末に、脳内を新生児から小児肥満に切り替え、来週にしっかり備えたいと思います。

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