8週間の研修が終わりました。
今週火曜日に現場研修が終了し、水木そして今日は大学にて締めくくりのゼミ。
9月1日。ドキドキしながらクリニックのドアを開け、supervisorに挨拶したあの日が、とても懐かしい。
限られた時間だったのに、とにかく毎日が濃くて、同じ日なんて一度もなくて、最終日、病院を出てバスに乗った瞬間にクリニックに戻りたくなってしまった。こんな気持ちになるなんて、研修が始まる前はちっとも思ってなくて、でも、こう思える経験が出来たことがすごくすごく嬉しい。
指導してくれた二人のsupervisor。その他のdietist仲間。
チームとして優しくしてくれたお医者さんや看護士さん達。
そして、もちろん患者さん。
今、全ての出会いに心から感謝しています。
3年間の大学生活の中、本当にこのまま勉強を続けて良いのだろうかって悩むことが多々あった。
Dietistという職について、理論的には理解していても、現場でのイメージがはっきりしない。さらに、会話が武器の仕事であるという点において、スウェ語を母国語としない私はクラスメートから百歩も後れをとっている。不安と疑問に何度も凹んだ。
そんな思いを抱えて研修がスタート。
最初の数週間は、supervisorの後をカルガモのように付いて回るだけの自分。患者さんの方が私よりもたくさんのことを知っていて、こんなんで成長できるのかなってやっぱり焦った。でも、3週間目辺りから段々とテンポがつかめてきて、自分でも患者さんを診ることができるようになってきて、ある時からdietistという職の意味がスポンっと心にはまったの。
その瞬間、私、dietistとして働けるって思った。
働きたいって思った。
こう思えたことはすごく幸運。
だって、この逆の気持ちを抱くことなる可能性だって十二分にあることだから。
8週間という短い研修だったけど、自分でも自分の成長が感じられる貴重な研修だった。
自分の長点。
今後の課題。
それが分かっただけで、すごくすごく意味がある。
もっと成長したい。
研修もあとちょっとで終わる、という時にsupervisorの一人からもらった言葉。
「なんだか、もう研修生じゃないみたい。一人前のdietistとして一緒に働いてるみたいね!」
すっごくすっごく嬉しくて、何度も熟考した。
一生心に残る言葉です。
ありがとう。
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