August 9, 2014

「食べること」に集中する

皆さんも、たまに一人ゴハンをすることがあるかと思いますが、そんな時、どんな風に食べていますか??
一人だしー、と手抜き料理になっていませんか。
テーブルに肘をつくなど、姿勢が悪くなっていませんか。
テレビを見ながらだったり、ケータイをいじりながらだったり、ナガラ食いになってはいませんか。


ただ今、彼が実家のUmeåに帰省しているので、2週間の一人暮らし中 :P
そんな私、一人でいると、どうしても乱れてしまうのが食生活だ、と改めて反省しているところです。

料理が疎かになるわけではないのですが、ケータイを見ナガラだったり、新聞や本を読みナガラだったり、ナガラ食いがひどい。
そうすると自然と早食いになって、一口一口ちゃんと堪能しないので、なんだか食べた気にもならず、無駄にたくさん食べ、結果、腹十二分目に…

これはイケない :(((((

そこで、意図的に、食事中は「食べることに集中する」をテーマにすることにしました。


すると、あら不思議。
意識しなくてもたくさん噛んでいるし、味わいも深くなる。
バルコニーで食べれば、綺麗な夕日に気付くし、鳥の鳴き声も耳に入ってくる。
自ずと、食べる姿勢もシャキっと。


この感じ、気持ち良い。


一人でいる時こそ、丁寧に過ごす。
これは食事のマナーにおいても言えること。


誰かと一緒にいる時だけじゃなく、一人でいる時も食べることを楽しむ。
それこそ、食べ物に感謝する方法ですよね。

August 4, 2014

自家栽培の美味しさ

3週間のサマーバケーションも終了。
明後日から、またサマージョブが始まります。
30℃を超える炎天下、8℃の室内で仕事ができるのは気持ちいいかも。でも、やっぱり、ちょっと切ない気分。

今年の夏は、相変わらずバタバタギリギリ計画で、スウェーデン南部のSmåland、スイス・フランス、スウェーデンの“夏の島” Gotland、と約1週間ずつ行ってきました。


旅行の楽しみの一つ。
それは、新しいコトを感じ、考えられる事。
友人や親戚を訪ねて旅行することが多い私たちは、特に、人の温かさや日常的な大切さを学ぶ機会が多くあります。

今回は、旅のテーマだったんじゃ?? と思うほど、
「自家栽培の美味しさ」
を教わりました。

Smålandでは、仲良くしている友達の実家へお邪魔し、お庭で栽培しているジャガイモを。
フランスでは、スウェーデン語を学んでいた時のクラスメートと予定を合わせ、彼のご両親のお宅にお世話になっていたのですが、そこでは毎食、庭園で採れた新鮮なトマトやキュウリ、レタス、香草を使ったサラダを頂いたり、ご近所さんのワイナリーで自家製の白ワインやスパークリングワインを購入したり。田園地方ならではのフレッシュな経験をしました。
そしてGotlandでも、お邪魔した彼の親戚の別荘では、野菜やハーブ、ベリーを栽培していて、採れたてのジャガイモとズッキーニをご馳走に。


誰が作った食材なのかが分かること。
そして、化学肥料を使わずに真心を込めて育てた食材であること。
もともとオーガニックに関心があったのですが、今回の体験で、自家栽培のやさしさと美味しさに一層興味が沸きました。
カラダもココロも喜んでいる。

スウェーデンでは、コロニーロットと呼ばれる貸し農園が人気で、小さな農園を借りてそこで野菜や果物を栽培している人が多い。
私も彼も、悲しいことに植物を育てることが苦手で、農園を借りて本格的に自家栽培をするまでには時間も能力も今は足りなさそう。でも、まずは手軽にバルコニーで栽培できるような野菜から始めてみたいな…
という小さな夢が出来ました。


友達が譲ってくれたシソの種が、今か今かと待っています :)))))))